人は自分と同じ立場の人に共感すると感じたこと

先日、ZOZOの前澤社長がお年玉100万円を100人にあげちゃうという総額1億円のプレゼントキャンペーンを行ったことで話題になった。

その事が私の会社内でも話題になり、「個人で1億円あげるって、一体どんだけ金持ってんだよ!」「40代前半(確か42歳だったような)で超大金持ち、凄いなー。そりゃ剛力が彼女になるわー」みたいな事を話していた。

その時、今まで特に会話に参加していなかった社長が「いやーでも色々苦労してると思うよ」と言ったのを聞いて少し気になった。

まず、「あんた前澤さんの何を知ってんのw」って事。

そこから感じたのが、大して知らなくても自分と同じ立場の人には共感してしまう心理が働いているという事。

 

私が社長と知り合った時は、彼はまだ社長ではなく、一部署の部長だった。

その会社から部ごと買い取って会社を起こし、社長になっている。

部長時代は、この手のIT社長が話題に上がると、大して知りもせずに「なんだよ、訳の分からん商売で楽に稼ぎやがって」みたいなことを言っていた。

社長になってからは、社長としての苦労が分かったのか、この手の話題にはかなり共感を示すようになった。

問題は相手のことを大して知らないということ

大して知らなくても共感できるという心理は、使い方によっては、恋愛、ビジネスに利用でき、逆に利用されてしまう可能性もある。

これらの具体的な話は、また今度したい。

 

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