落ち着きたいときや集中したいときはゆっくり呼吸すると良い

何かに集中したいときや何か嫌な出来事があって、イライラを落ち着かせたいときは、ゆっくり呼吸することを意識するとよい。

ゆっくり呼吸といっても深呼吸のことではなく、時間をかけて息を吸い、また時間をかけて息を吐くことをいう。

通常、呼吸は吸ってから吐いているようなイメージだが、呼吸は吸うよりも吐く方が難しいため、ここでは吐いてから吸うのである。

これを意識しすぎると気持ち悪くなるので、あまり気にしなくてもよい。

この呼吸法は夜なかなか寝付けないときに布団の中で行うと、気づいたら朝になっているので、寝るときにもお勧め。(呼吸し続けている間に朝になるという意味ではない。)

また、集中したいときにも使えるらしいが、落ち着きと集中は反対の精神状態な気がして少し信じがたい。

これは煙草に似ている。私は煙草は吸わないので分からないが、喫煙者の友人によると、寝る前に落ち着くために煙草を吸い、朝、目を覚ますためにも煙草を吸うらしい。

目的は正反対なのに、行動は同じという意味不明のマジ卍な現象で、本人も不思議そうにしていた。

この呼吸法はどこでも出来るので、家庭や職場で落ち着きたいとき、集中したいときに使ってみるとよいだろう。

ただし、あまり大袈裟にやっていると溜息と勘違いされ心配されてしまうため注意が必要だ。

 

呼吸で心を整える (フォレスト2545新書)

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